伝統×挑戦 それが京都のれんのポリシー
1点ものから心を込めた製品を作ります。
のれん 風呂敷のことなら京都のれん株式会社
会社設立
店内と屋外を隔て、訪れる人の目を楽しませてくれるのがのれんの役割です。
看板よりも目に付きやすい場所にありますからお店の顔という一面もあります。
一般的には何を下げてもいいと考えられがちですが、
実は法律に定められている義務を満たさなければなりません。
それは消防法第8条を根拠とする防炎加工物品の仕様義務です。
この条目を読み取ると、地上31メートル以上の高さを誇る建築物には
火災に対する備えが強く求められます。
それもマンションやオフィスビルだけでなく映画館や飲食店なども対象です。
そこではカーテンや絨毯などと共に、スクリーンやのれんにも
防炎加工を施すことが求められます。
もしもこれらを怠ったまま重大な火災を引き起こせば、刑事罰は免れません。
過去の事例では禁固刑に加えて、数億円以上の民事賠償も請求されています。
のれんに気を配らなかったばかりに事態を深刻化するのは絶対に避けるべきです。
高層ビルに対する法定義務だから、1階部分は無関係だと考えてしまう人も
少なくありません。
もちろん高層階だろうが地上近くだろうが、法律の規定が変わることはなく
火災対策は等しく必須です。
また、たとえ高層建築物でなくても、人の出入りが多いと
消防法の適応を受けることがあります。
地下に設置されている商業施設も同様です。
いずれにせよ、火災のリスクは常に考慮して当然と言えます。
特に火を扱う飲食店であれば、防炎加工ののれんを選ぶことは常識です。
こうした流れを受けて、専門店では機能性を高めた商品を多数取り扱っています。
法定義務を満たす特殊加工素材でできたのれんも多く、
飲食店にとっては強い味方です。
デザインも豊富な中から選べますし、オリジナルデザインで作成してくれる
のれん専門店も展開されています。
多くはインターネットショップを営業しているため、
わざわざ実店舗に赴く必要さえありません。
何かと忙しい飲食店にとって、これほどありがたい存在はないでしょう。